右田昭夫さん「撮影技術で地域貢献!」


(「ネットワークNHK」2月号から)

mg1パンニング、エアルームとは……。
撮影用語の意味から始まり撮影実習まで、地域ビデオクラブでの指導や市職員への撮影指導など、NHKで培った撮影技術を地域に還元し、活躍しているのが、右田昭夫さんです。
 特に、北九州市の職員へのビデオ撮影指導は平成22年から7年間、毎年行いました。これは、映像を用いた業務報告や記録など、カメラを使用する機会が増えている中で、北九州市からの依頼に応えたものです。受講生は、市職員である消防士、看護師、教員、保育士など、年代も新人からベテランまで多彩。これまでの受講生は200名近くを数え、右田さんの撮影技術は北九州市の業務の中で着実に生きています。
 NHK退職後、椎田町(現在は福岡県築上町)文化センター開館に合わせて、初代センター長に就任された右田さん。開館と同時に新設されたハイビジョン機器を活用し、文化センター職員への番組制作の技術指導を行い、人材育成に加えハイビジョンの普及にも貢献しました。制作した番組は全国コンテストで優秀賞を受賞するなど高い評価を得ました。5年間在職した椎田町文化センター退職後は、NHK文化センターのビデオクラブ講師に就任し、13年間勤め上げました。
 この時出会った、北九州地域で活躍するアマチュアカメラマンとのつながりも、その後mg2の活動に大きな宝となりました。多い時は5つの北九州市内のビデオクラブを指導し、現在でも3つのクラブを指導しています。
 その内の一つ、NHK北九州ビデオクラブの勉強会へ取材で訪れた時の一コマです。
 ビデオクラブ会員からの質問で「アマチュアカメラマンとして原発問題等、賛否が分かれる話題を扱う時、自分の意見、立場は明確に映像の中で表現すべきか?」との問いに、「明確にすべき」ときっぱりと答えられました。80才を超えて、今も「現役」です。
 最後に、「NHKのおかげで撮影技術をはじめ幅広い技術を身に付けられた。退職後もこの技術を生かし、地域に貢献できている。人生を振り返って、NHKに勤められて本当に良かった。NHKに感謝」と締めくくられました。
(文・北九州旧友会 溝上 徹)

右田昭夫(みぎたあきお)さん  昭和10年(1935年)生まれ、82才。昭和30年入局。鹿児島、福岡、熊本、大分、北九州などで技術業務に従事。平成4年NHK退職

 

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