金沢新放送会館

 昭和36(1961)年から実に57年の永きにわたり親しまれてきた金沢放送会館は、
平成30(2018)年10月に大手町から金沢駅西の広岡に移転し運用を開始しました。

 金沢市殿町(現在の大手町)にNHK金沢放送局が産声を上げたのは、
昭和5(1930)年のこと。以来、昭和38(1963)年の三八(さんぱち)豪雪や
平成19(2007)年の能登半島地震などの災害時に地域の皆さんの命と財産を守る放送をお届けするとともに、石川県の豊かな文化を全国に発信してきました。

 新放送会館は、金沢駅西口から徒歩5分のところにあり、「地域に開かれた魅力ある放送会館」を目指しています。金沢駅から延びるけやき大通り沿いに立地し、
220インチ8Kモニターを備えた「ハートプラザ」やセット見学のできる「ひゃくまんスタジオ」を設けました。

 建物内には、能登ヒバや加賀友禅の基調色となる「加賀五彩」、金箔装飾を配し、
外観には陶器製のルーバーを備えるなど、金沢の「粋」を感じさせる建物となりました。

 また、全国有数の雷日数が多い地域のため、最高レベルの雷保護規定に準じた避雷設備を採用し、従来の鉄塔最上部の避雷針に加え、側面にも横方向の避雷針が設置されています。鉄塔は、メンテナンス性を考慮した全国でも珍しい覆い付きとなっており、
外観上の特徴となっています。

 県民の皆さんの安心・安全に繋がる情報提供の拠点として、また、地域に開かれた
新しいランドマークとして、ますます身近に感じていただける放送会館を目指してまいります